2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『マルコヴァルドさんの四季』イタロ・カルヴィーノ

「読み終えたので書いておく」第4弾。これは、再読本。関口英子さんによる新訳が出たので、そちらで読んでみました。 『マルコヴァルドさんの四季』イタロ・カルヴィーノ です。 カルヴィーノは僕の大好きなイタリアの作家。もっと言っちゃうと、海外の作家…

『パンク侍、斬られて候』町田康

ホントは読んでる途中で書きたいんですよ。でも、もうちょい続けます。「読み終えたので書いておく」第3弾は、これ。 『パンク侍、斬られて候』町田康 です。 『告白』以前に書かれた、町田康の長編時代小説。と言っても、町田康ですからね。普通の時代小説…

『マーティン・ドレスラーの夢』スティーヴン・ミルハウザー

「読んでる途中で書いてみる」ならぬ、「読み終えたので書いておく」第2弾。 『マーティン・ドレスラーの夢』スティーヴン・ミルハウザー です。 ミルハウザーの長編でピュリツァー賞受賞作。とは言え、ミルハウザーは中短編に力を発揮する作家っていう印象…

『燃えるスカートの少女』エイミー・ベンダー

予告なんてするもんじゃないですね。仕事が忙しかったり、体調を崩したりなんだりで、例によって4カ月の更新ストップ。 予告していた『燃えるスカートの少女』はとっくに読み終えちゃったんですが、予告した手前、『燃えるスカートの少女』の感想をまとめて…